河童の三平



紙芝居・河童の三平


鬼太郎同様、戦後、紙芝居作品として世に出ます。
数十作の多作なシリーズとなった様です。




貸本版 『河童の三平』





  実にインパクトのある登場当初の三平。
  いかにも人間離れした風貌が印象的。


1961年から1962年まで長編作品シリーズとして連載。
兎月書房から刊行。
全8冊から成る。

素朴な展開で始まるが中盤から悲壮感漂う、
シュールな展開へと発展していく。
意外性もあり、かなりドラマチックな内容。






主人公・三平は河童に似ている以外は
至って普通の少年。
山奥に昔気質の祖父と二人きりで暮らしている。






  晴れて小学校に入学し、遠路を通い始めるが
  その容姿と世間知らずな性格で浮いた存在。



 川釣りに出て船上で眠り込んでしまう三平。
 マイペースな性格が災いして3日も漂流。






 川底に棲む少年河童達に仲間と間違えられ
 地下の河童都市へ連れ去られてしまう。



 河童の族長の息子を人間界へ留学させる
 約束で人界へ戻された三平。
 容姿の似ていた二人は交代で通学する事に。




  そんな最中、突如現れた「死神」。
  死期の迫った三平の祖父を連れに来たのだ。
  ケチな性格は幾分ネズミ男にカブっているが
  以後メフィストに並ぶ名サブキャラで知られる。





この他にも個性的なキャラが多数登場し、急展開していく。
今後「河童の三平」を楽しまれる方のため詳細はこの辺りで。





ぼくら版 『カッパの三平』、
■サンデー版 『河童の三平』






   ぼくら、サンデーにて復活。
   当初よりキャラは貸本中盤以降の完成された
   現・三平ファミリーのデザイン。


1966年に月刊ぼくらにて連載。
貸本版のリライト作品。

その後、引き続き1968年から1969年まで
週刊、別冊少年サンデーで連載された。

貸本版全般の内容を踏襲しつつ、
やや新たな脚色が加えられた。







  鬼太郎、悪魔くん同様、雑誌連載版で
  後発でもあるので絵柄は貸本版より繊細。





 世にも稀な昭和天皇が登場する作品である。
 (貸本版にも登場する)
 この辺りのフランクさは水木作品ならでは、か。




キャプテン版 『河童の三平 夢のハム工場』

1990年に月刊少年キャプテンにて発表。
読み切り作品。











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