■2010年3月29日〜9月25日放送 全156回
■放送網:NHK総合
■スタッフ 原作:武良布枝 脚本:山本むつみ
音楽:窪田ミナ
演出:渡邊良雄・勝田夏子・一木正恵
制作統括:谷口卓敬
■出演者
飯田布美枝…松下奈緒、7歳…菊池和澄、10歳…佐藤未来
村井茂…向井理
飯田源兵衛(布美枝の父)…大杉漣
飯田ミヤコ(布美枝の母)…古手川祐子
飯田登志・語り(布美枝の祖母)…野際陽子
宇野輝子(布美枝の叔母)…有森也実
飯田ユキエ(布美枝の姉・次女)…足立梨花
飯田暁子(布美枝の姉・長女)…小林さり
飯田いずみ(布美枝の妹・四女)…朝倉えりか
飯田邦子(布美枝の兄嫁)…桂 亜沙美
飯田哲也(布美枝の兄)…大下源一郎
飯田貴司(布美枝の弟)…星野 源
村井修平(茂の父)…風間杜夫
村井絹代(茂の母)…竹下景子
村井雄一(茂の兄)…大倉孝二
村井光男(茂の弟)…永岡 祐
田中美智子(調布の貸本屋「こみち書房」店主)…松坂慶子
深沢洋一(マンガ出版社経営者)…村上弘明
河合はるこ(茂のアシスタント・少女漫画家)…南 明奈
浦木克夫(茂の幼なじみ)…杉浦太陽
野村チヨ子(布美枝の友人)…平岩 紙
小林太一(若い工員・「こみち書房」の常連客)…鈴木裕樹
横山ユキエ…星野真里
戌井慎二(マンガ家)…梶原 善
富田盛夫(富田書房社長)…うじきつよし
村井佐知子(雄一の妻)…愛華みれ
亀田達吉(亀田質店店主)…徳井 優
[連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」オフィシャルサイト]
2010.12/31
■ゲゲゲの女房 舞台劇化
「ゲゲゲの女房」が2011年9月に舞台化で上演される。
舞台劇・ゲゲゲの女房
2010.9/26
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「ゲゲゲの女房」高視聴率を祝う会
NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」も8月30日までの平均視聴率が18.2%(関東地区)を記録、 歴代最低視聴率だった初回から上昇し続け、平均視聴率歴代3位になっている。
「ゲゲゲの女房」の高視聴率を祝う会が2010年9月25日、島根県安来市古川町の安来節演芸館で行われた。
布枝夫人は同市の魅力をPRする「安来ふるさと大使」第1号に委嘱された。
また、鳥取県境港市の水木しげるロードでもドラマの最終回鑑賞会があり、市長ら関係者約50人のほか、着ぐるみが集まった。
2010.8/31
2010.7/19
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ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX2、3
NHK連続TV小説「ゲゲゲの女房」の完全版DVD-BOX2が2010年10月21日に発売予定。4枚組、15,960円。
最終巻・完全版DVD-BOX3が2010年12月3日に発売予定。5枚組、19,950円。
2010.6/26
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ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1
NHK連続TV小説「ゲゲゲの女房」のDVD-BOXが2010年8月6日に発売。
第1週〜第8週の48話・720分を収録。4枚組、15,960円。
□ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1
価格: \15,960
販売: 東映ビデオ
2010.08/06
ID: DSZS-7131
2010 3/19
■
関連書籍
□ゲゲゲの女房
武良布枝
出版: 実業之日本社
2008.03
価格: \1,260
ISBN:978-4-408-10727-1
□ゲゲゲの女房 上
NHK連続テレビ小説 ノベライズ
出版: NHK出版
2010.03/27
価格: \1,365
ISBN:978-4-14-005578-6
□ゲゲゲの女房
連続テレビ小説NHKドラマ・ガイド
出版: NHK出版
2010.03/25
価格: \1,155
ISBN: 978-4-149235547
その他の特集記事や布枝夫人の個人インタビュー掲載誌
(
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の枠内で表示)
2010 3/6
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完成試写会、オープニングはアニメで鬼太郎達も出演
2010年3月5日「ゲゲゲの女房」の第1週完成試写会が開かれ、主人公の布美枝を演じる松下奈緒さんと、布美枝の姉を演じる 足立梨花さん、10歳の布美枝を演じる佐藤未来さんと制作陣が出席した。
オープニングの映像には、主演の松下さん、向井理さんのほか、水木さんのマンガ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター陣もアニメーション で出演する。
試写会後の会見では、武良さんからの手紙が読み上げられ、武良さんは「ドラマのオープニング映像を拝見したとき、 私の名前が冒頭に出てきたのにまず驚きました。今までは主人の名前が世に出ることが私の喜びで、 自分の名前がこうやって冒頭に出ることなど想像したことすらありませんでしたから。 私たち夫婦の生き方を皆様に共感していただき、本当にドラマにしていただいたんだ、これから毎朝日本中の方に見ていただけるんだと 実感して身震いしてしまいました」と喜びをつづっていた。
2009 11/20
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松下奈緒を武良布枝さんが激励
妻武良布枝さん(77)の自伝「ゲゲゲの女房」を原案に、来春放送されるNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の撮影が 2009年11月14日、東京都調布市の深大寺で行われ、ヒロインの松下奈緒さんと、夫役の向井理さんが参加し、武良さんが激励に訪れた。
この日は布美枝と茂の初デートの場面を収録。松下さんは「布枝さんと会うのは2回目。以前、水木プロでお会いしたとき、 『この方をやらせていただくんだ』と思って恐縮してしまった。お母さんと会話するような内容の話をさせていただいたと思い出に 残っている」と振り返った。向井さんは「おととい、水木さんと初めてあいさつをした。ご本人から『似せようとしなくていいから、 肩の力を抜いてやりなさい』と言われ、その一言で肩の荷が下りて泣きそうになった。ご本人たちのあったかいところに自分の気持ちを 込められれば」と話し、「水木さんに会ってイメージががらっと変わって、役作りが180度変わった気がする。雲が晴れたよう」と 話していた。
武良さんは「水木は『(向井さんを)なかなか好青年で聡明な方だぞ』と言って喜んでいました。(自分も向井さんは)本人が 若いころ話していたのをほうふつとさせる」と話し、松下さんについて「初めての時、ノーメークでいらして、それらしくない方だなと うれしくなった」とコメントしていた。またドラマに期待することを聞かれ「本を書くことも、ドラマになることも降ってわいたような 信じられない気持ちでいっぱい。ひたすらいい結果を願うばかり」と笑顔で話した。
2009 11/12
■
ゲゲゲの女房の出演者
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の出演者が2009年11月12日、発表された。
布美枝の父・飯田源兵衛を大杉漣さん、母ミヤコを古手川祐子さん、祖母飯田登志と語りで野際陽子さんが出演。 「早い回で死んでしまいます。死んだ後も妖怪となって、布美枝の行く先を語りで見守ります」とギャグ交じりで抱負を述べた。
ほか、茂の父・村井修平を風間杜夫さん、母絹代を竹下景子さん、夫婦を支える貸本屋「こみち書房」店主田中美智子を松坂慶子さん、 茂のアシスタント・少女漫画家の河合はるこを南明奈さんが演じる。また杉浦太陽さん演じる茂の幼なじみの浦木克夫は、 怪しげなもうけ話を持ちかけて、騒動に巻き込むが、平気で姿をくらましてしまうという「ゲゲゲの鬼太郎」の「ねずみ男」の モデルとなる人物。茂たち新人マンガ家の才能を見いだし、マンガの新しい潮流を生み出す編集者役で村上弘明さん、 布美枝を可愛がるおば役で有森也実さんが出演する。
松下さん演じる楽天的で働き者のヒロイン・飯田布美枝(松下奈緒)が、水木しげるというペンネームの無名のマンガ家・村井茂 (向井理)と出会って結婚し、底なしの貧乏生活の中、命懸けでマンガに打ち込む夫を支えて、おおらかに生きる姿を描く。
2009 10/30
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女優・松下さんが安来訪問
武良布枝さんを演じる女優の松下奈緒さん(24)が2009年10月29日、島根県安来市を来訪。 近藤宏樹市長と面会したほか、 役のイメージを膨らませるため同市出身の布枝さんの実家や周辺を散策し、地元の園児たちと交流を深めた。
松下さんは近藤市長との面談で「田んぼや森を見るとほっとします。お会いした布枝さんは気持ちが清らかで余裕のある人」と語り、 市長は「心の故郷のような安来を全国発信していただきたい」と激励した。
この後、同市大塚町の布枝さんの実家を訪ね、住民らの盆踊りの輪に加わった。 大塚保育所では、園児たちが安来節のどじょうすくい踊りを披露して歓迎。 松下さんは「これで撮影も頑張れます」と笑顔で感謝していた。
30日は、鳥取県境港市を訪れ、着ぐるみの「ねずみ男」と一緒に「妖怪神社」で番組のヒットを祈願した。
松下さんは水木しげる記念館で水木さんの漫画家人生を学んだ後、妖怪像が並ぶ「水木しげるロード」を訪問。 「妖怪神社」では、ご神体の自然石に触った。松下さんは「妖怪も味方すると言ってくれた。ヒットは間違いないでしょう」と 笑顔で話した。
水木ロードでは「妖怪の銅像では「ぬらりひょん」がシュールでしたね」と笑顔を見せた。 ドラマについて「日本人が忘れかけている旦那さんを見えない愛情で支える素敵な女性を表現できたらと思います」と意気込みを語った。
2009 09/19
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「ゲゲゲの女房」水木しげる役決定
NHKは2009年9月18日、女優の松下奈緒さん(24)主演の来春の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の水木しげるさん役に、 俳優の向井理さん(27)を起用すると発表した。
向井さんは会見で「今までにはない緊張感を覚えています。水木さんもご健在で、いままでとは違うプレッシャーがある。 松下さんの相手役に選んでいただけると思っていなかったのでびっくりした」と意気込みを語った。
「ゲゲゲの女房」は、松下さん演じる楽天的で働き者のヒロイン・飯田布美枝が、水木しげるというペンネームの無名のマンガ家・ 村井茂(向井さん)と出会って結婚し、底なしの貧乏生活の中、命懸けでマンガに打ち込む夫を支えて、おおらかに生きる姿を描く。
向井さんは「水木さんといえば『ゲゲゲの鬼太郎』で、僕は『猫娘』が、幼稚園のときの初恋の子が似ているんで好きなんです」と 話した。 相手役の松下さんは「今日初めてお会いしてスッとした方だなと思いました」と好印象を語り、谷口卓敬チーフ・ プロデューサーも「自然さを失わない笑顔がステキな人をイメージして、向井さんを選んだ」と起用理由を語った。
向井さんは、神奈川県出身で明治大農学部を卒業し、雑誌の取材をきっかけにスカウトされ、芸能界デビュー。2006年の 「レガッタ 君といた永遠」(テレビ朝日)で連続ドラマに初レギュラー出演し、「のだめカンタービレ」や「バンビ〜ノ!」 「ハチミツとクローバー」「メイちゃんの執事」「ふたつのスピカ」などのドラマに出演している。
ドラマは2010年3月29日〜9月25日、全156回の放送予定。
2009 07/04
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「ゲゲゲの女房」ヒロイン発表
NHKは2009年7月3日、来春放送開始の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のヒロインに松下奈緒さん(24)を起用すると発表した。
松下さんは「夢にも思っていなかったので、うれしくて感じたことがないような震えがきた」と喜びを語った。
ドラマは2010年3月29日から放送予定。
脚本は「御宿かわせみ」「トップセールス」などの山本むつみさん。
水木さんの創作の拠点である東京都調布市がドラマの舞台となり、布枝さんの故郷の島根県安来市や水木さんの故郷の鳥取県境港市も 登場する。
谷口卓敬プロデューサーは「『ゲゲゲの女房』のヒロインは、これまでの連続テレビ小説の主人公と少し違います。 ひと言で言うと、『ただ、そこにいる』。夢や希望に向かってがむしゃらに努力したりせず、来るものすべてをただ優しく受け入れて、 いま、ここに生きている。発信型ではなくて、受信型」とし、そんな内面性を表現できる人として松下さんに白羽の矢が立ったといい、 「松下さんは、そんな言葉がふさわしい人です。ただそこにいるだけで、その人が豊かにいまを生きていることが感じられる、そんな人」 と評している。
松下さんは会見で、「うれしすぎて今日まで両親にも伝えていなかった。たくさんの人に夢や愛情を芝居というかたちで届けたい。 昭和の良き女性像をつめていき、方言なども勉強したい」と抱負を述べた。
松下さんは、兵庫県出身で3歳からピアノを始め、音楽大学へ進学。2004年にはドラマ「仔犬のワルツ」(日本テレビ系)で 女優デビュー。NHKドラマ「Good Job 〜グッジョブ〜」「監査法人」などに出演。映画「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」 「砂時計」に主演している。また、アーティストとしては、映画「チェスト!」のサウンドトラックで劇音楽すべてを作曲。 NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」のオープニングテーマ曲を演奏。
2009 02/24
■
「ゲゲゲの女房」ドラマ&映画化
NHKは22日、2010年春からの朝の連続テレビ小説(NHK総合・8:15〜)が水木しげる氏の妻・武良布枝さんの自伝を原案にした 『 ゲゲゲの女房 』に決まったと発表した。
好きなことに命懸けで打ち込む夫を支えるヒロインとその家族を描いた昭和の青春物語で、家族年代記になるという。
シリーズ通算82作目で制作はNHK東京。出演者は後日、発表される。
原作は、武良さんの目から水木夫妻の半生を振り返った2008年刊の同名作品。 昭和30〜40年代の東京・調布を舞台に、 楽天的で働き者のひとりの女性が“無名の漫画家”とお見合い結婚し、その後、夫の才能や人格の魅力に気づいていく。
新婚の2人が東京都調布市に新居を構え、赤貧の時代からやがて有名作家となり夢をつかんでいく過程を、戦後の日本が 少しずつ復興していく戦後史と重ねて“大切な人とともにいること”の大事さを描く。
脚本はNHK金曜時代劇『 御宿かわせみ 』『 慶次郎縁側日記 』や土曜ドラマ『 トップセールス 』などを手掛ける山本むつみ氏。 制作にあたって「どん底の貧乏時代も、売れっ子になってからも、「女房」の生き方はブレません。 身の上に起きることをあるがままに 受け止め、「お父ちゃん」と一緒に、毎日を精一杯生きていきます。 普通で自然体で、それでいて腹の据わった生き方の力強さに、 私は惚れてしまいました」とコメント。 前職が編集者ということから「戦後の出版界を担った漫画家や編集者たちの熱き奮闘ぶりを 描くことにも、ちょっと燃えているのです」と自らの経歴にも重ねて表現していく。
ドラマの舞台は、新婚生活から現在まで続く創作の拠点地・調布を中心に武良さんの故郷である島根県安来市、 水木氏の故郷である鳥取県境港市も登場。 放送予定日は、2010年3月29日から9月25日まで全156回。
また、同作は鈴木卓爾監督のメガホンで映画化されることも決まった。 今秋のクランク・インを予定している。
第2次世界大戦で左腕を失った水木は、39歳のときに29歳の布枝さんと見合いし、その5日後に結婚。 映画では、子どものミルク代にも困るような極貧生活の中でも明るさを失わず、互いに助け合って愛をはぐくんでいく姿が描かれる。
鈴木監督は、原作を読み「餓死するほどのリアリティを、僕たちは持っていない。 布枝さんにしても、これだけ貧しい男の人と 見合い結婚したら、すぐ離婚しそうなものですが、今の人たちよりたくましさがあるのでしょう」と感嘆。 「水木さんの、いくつもの時代を生き延びた強さと、それを一番近くで見てきた布枝さんのまな差しの深さ。 懐かしさやノスタルジーよりは、2人のたくましさを描いてみたい。勇気りんりんで製作に臨みます」と意欲を見せている。
脚本は『 東南角部屋二階の女 』の大石三知子、撮影は『 サッドヴァケイション 』などのたむらまさきが担当。
水木先生の米寿(満88歳)、画業60周年にあたる2010年初夏の公開を目指す。
[原作・ゲゲゲの女房 紹介]
2008/07/10
製作 / 水木伝説
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