††オレタチきょうしん族††
伝道師:スズキキヨミ

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 本日は第11回メシア展の開催初日。
4年に1回のメシア展は、世界がひとつになる祭典です。
今年のメシア展の企画のひとつとして、千年王国建国の為にキューバ革命に立ち上がったチェ・ゲバラの自伝的映画も公開され、 いやがおうでもメシア展の期待が高まりました。

初日はメシア展の為に建設された豪華な会場で、メシア直々の開会の挨拶がありました。
運良く抽選に当たった私は、メシアの姿を拝めました!
神々しいメシアのお姿に、誰もが感動の涙を流し、手を合わせる者もいました。
メシアがテープカットに使われたハサミとテープは、後日サザビーのオークションにかけられ、 落札金はチャリティーに寄付されるそうです。
億は下らないだろうと、早くも噂されてましたよ。
会場内は、世界各国からの凄い人で溢れ返っており、またもメシア人気を体感。

展示品の内容は、占い杖や、ソロモンの笛のレプリカ、佐藤の水玉のネクタイや、ラクダの上下、ヤモリビトのマスク、 ふくろう女になる前のふくろうが入っていた鳥カゴ、電気お守り、念力遮断装置、ファウスト博士のフリフリやマント、 秘書がグルグル巻きにしていた包帯、タブレットやホウキ等でした。

今回の目玉は、奥軽井沢のメシアのお部屋や、秘密の研究室の再現コーナーです。
特に人気だったのは、メシアが研究室で使用されていた机と椅子でした。
実物はやはり、とてもオシャレなものでした。

そして、メシアが研究していた沢山の書籍!
興奮したアリャマタコリャマタ先生が思わず触ってしまい、係員に怒られていました。


展示品を全部見てから、メシア展グッズを買おうと、ショップに行くと、開店休業状態。
オープン数分で全商品ソールドアウトだったとか。

自分の考えの甘さを悔やみました。


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