2008 04/08
■「妖怪道五十三次」ワシントン、ニューヨークで展覧会
水木しげるによる版画展「妖怪道五十三次(Fifty-Three Stations of the Yokaido Road)」が、5月5日まで、ワシントンDCのジャパン・インフォメーション&カルチャー・センターで開催されている。
3月5日のオープニングは御大実弟で水木プロダクションのゼネラルマネジャーの武良幸夫氏らが出席。
武良氏は「水木しげるは、この3月8日で86歳になりました。鳥取県境港市という漁港で育ちましたが、幼少時から人一倍好奇心の強く、妖怪に対して深い関心を示していました。
代表作の『ゲゲゲの鬼太郎』を生み出したのもそんな子どものころの体験などが基礎になっているのかも知れません」
などと語った。
この「妖怪道五十三次」は、歌川広重の「東海道五十三次」の道中を「もし妖怪が旅をしたら」と、
80歳を超えた御大が描いた作品。
この五十三次に江戸・日本橋、京都・三条大橋を加えた計55枚の絵の中に、総勢300体以上の妖怪が行脚する妖怪絵巻。
今回の展示は、彫師と摺師による木版画で制作された「日本橋、京都、戸塚、平塚、小田原、鞠子、御油、庄野」の8点と、
印刷された複製画55点の合計63点。
ワシントンDCでの展示を終えた後、ニューヨークでの開催も予定。
報道記事より抜粋

Japan Information & Culture Center, Embassy of Japan
1155 21st Street, NW, Washington, DC 20036
(メトロFarragut North/Westより徒歩約8分)
開館時間:月曜日〜金曜日、午前9時〜午後5時
電話: (202)238-6949 Fax: (202)822-6524
[米・日本大使館オフィシャルサイト]
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