2009.6/21
■長壁の住む町ツアー! 播州姫路からの招き レポート −6−
報告:香美 優
M風邪ひくなよ〜
♭ちゃーん、ちゃーん、ちゃーん、ババンバ、バンバンバンと土曜日夜20:51になると掛かるBGMに乗って、
展示会場も終わりに近付く。
目玉は、妖怪“件”の剥製だ。その側には河童の木乃伊(日本的に、マミーは英語です)もある。
この件の木乃伊は、紙芝居の中に登場する様で、その紙芝居も展示してあった。所々破れており、下地の布が見えていた。
諸君、何もこんな事で驚いてはいけない。イツツバンバラなんて下地はバスマットだよO花柄なんだから!
河童の木乃伊は有名なモノで九州の酒蔵から出たモノ。
江戸から明治に駆けて、この様な剥製を創る職人がいたとか…西洋人の日本土産として珍重されていた。
また、物真似大国では、嬰児や子どもを拐って、動物なんかと組み合わせ、妖怪の剥製を創っていたんだとか。
その物真似大国は、昨年に○○えもんや○ッ○ー○ウ○等々の木乃伊(平べったいだけ:会長)を創ってましたね。
尚、現存する木乃伊が寺院の宝物として残っているのは、仏罰を形で見せる為とか、祟りを畏れての供養とか、
興行師が場所代として置いて帰ったとか…諸説があります。(「えらい真面目ですね」:スマイリー女史)
この“件”は紙芝居を見た人を怖がらす一種の小道具の様です。
N来てます!
先ほどから、背中に痛い視線を感じる。くるりと踵を返すと、其処には、ベートーベンが! 動くと顔が動く…井戸!を覗くと、
骸骨が…そして、三つ目の砂漠の盗賊・タスケインレーダーが…壁には妖怪達が闊歩している。
お盆の送り提灯見たいな仕掛け…ウゥーン 何しろ、初めて“妖怪手品”なる言葉を聞きました。
今、書いているのも妖怪手品なんですな。
妖怪手品も妖怪剥製と一緒で怖がらす為の技法なんですね。イリュージョンより迫力ありましたよ
K妖怪大爆発!
忌まわしく、虚しい戦争を挟んで、妖怪達も静かになると思いきや、確実に復活を狙い、我々の生活の中に蠢き始める。
紙芝居や貸本、映画等々で。 展示品は、ジョジョ(「それは、奇妙な冒険」:鈴木さん)、徐々に見覚えのある品物が…
「恐怖の遊星魔人」、「怪奇猫娘」(流石に原本ではない)や「妖奇伝」なんかも展示されている。
おっ!会長が持っている水木先生の初画集!「少年マガジン」別冊が…
会長の所蔵本の方が綺麗だ!と呟きながら(「アンタはブレインズかっ!」:鈴木さん)…Qちゃんや、ペトペトちゃんなんかもある。
鬼太郎の玩具を見て、オバチャン達が「昔、冒険王で鬼太郎をみたわ」と話していた!
□石灯篭
宝塚の鬼太郎イベントよりも良く出来ています。
コレも会長の力作…ではない
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□垂れ幕
シンプルな垂れ幕。
会場の外壁にありました。
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□現代の妖怪画
来場した子どもが描いた妖怪たち。何れも力作揃い。
メジャーからマイナーな妖怪が処狭しと暴れてます。
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