ゲゲゲの女房



■公開予定:2010年11月 --分 

■製作:ファントム・フィルム、スローラーナー、
 ダブルアップエンタテインメント、ワコー、ぴあ、舞夢プロ、リトルモア、
 キングレコード、読売テレビ、実業之日本社、朝日新聞社

■スタッフ
 原作:武良布枝
 監督:鈴木卓爾
 プロデューサー:越川道夫
 脚本:大石三知子
 撮影:たむらまさき
 副音声解説:松田祐貴

■出演者
 武良布枝…吹石一恵
 武良茂…宮藤官九郎
 田所初枝(姉)…坂井真紀
 飯塚只子(兄嫁)…平岩 紙
 飯塚長兵衛(父)…沼田 爆
 飯塚ミツ(母)…天衣織女
 飯塚照夫(甥)…佐藤瑠生亮
 寺山治子(仲人)…歌川椎子
 初枝の子供:庭野結芽葉 川上奏龍
 飯塚正夫(弟)…夏原 遼
 倉石昌太郎(編集者):寺 十吾
 安井庄治(貸本マンガ家)…宮崎 将
 佐久間弦太(編集者)…柄本 佑
 長田利一(貸本マンガ家)…金子清文
 梅田栄一郎(貸本マンガ家)…久保酎吉
 三ノ輪清彦(貸本出版社社長)…諏訪太朗
 小夜子(出版社ビル前の女)…唯野未歩子
 ユメ子(その娘)…山岡愛姫
 都筑睦夫(貸本屋)…鈴木慶一
 新田義夫(米屋)…渡辺謙作
 磯貝則夫(税務署員)…陰山 泰
 細蟹忠雄(税務署員)…岡部 尚
 ぬらりひょん…徳井 優
 火消し婆…石垣光代
 川男1…吉岡睦雄
 川男2…宇野祥平
 小豆洗い…伊藤麻美子
 ラバウルの兵士1、傷痍軍人1、男A…戌井昭人
 ラバウルの兵士2、傷痍軍人2、男B…中島朋人
 軍医、傷痍軍人3、男C…鈴木晋介
 金内志郎(水木家の間借り人)…村上 淳
 武良琴江(茂の母)…南 果歩




2010.12/31
■ゲゲゲの女房 舞台劇化

 「ゲゲゲの女房」が2011年9月に舞台化で上演される。

舞台劇・ゲゲゲの女房





2010.8/20
『ゲゲゲの女房』 11月20日公開


ゲゲゲの女房 - 予告編




2011.3/16
「ゲゲゲの女房」DVD

 キングレコードより劇場版「ゲゲゲの女房」のDVDが2011年4月27日にリリースされる。

映像特典:劇場予告編、メイキング、インタビュー映像、舞台挨拶、オーディオコメンタリーなど収録。 価格 3,990円、KIBF-870。


また、「第25回 高崎映画祭」で鈴木卓爾監督が最優秀監督賞を、吹石一恵さんが最優秀主演女優賞をそれぞれ受賞。
「大阪アジアン映画祭2011」でも吹石一恵さんが主演女優賞受賞。

高崎映画祭では「ゲゲゲの女房」を上映。
■上映会場:高崎市文化会館 群馬県高崎市あら町
■上映日:2011年3月27日 14:40〜、3月29日 19:30〜
■問合せ:高崎映画祭事務局 TEL:027-326-2206
高崎映画祭・オフィシャルサイト


公開劇場
映画「ゲゲゲの女房」オフィシャルサイト



2010.11/6
劇中アニメーションシーンを予告公開

YouTube
 映画「ゲゲゲの女房」の劇中の動画シーンなどが公開されている。
目玉おやじや鬼太郎、三平、悪魔くんらが貸本期の原作を再現したタッチで動き出す、ファンにはうれしい描写。  戦記作品の生き残った兵士の顔から目玉がこぼれ落ちるという形で目玉おやじを登場させる独自の演出となっている。

予告動画 [YouTube]




2010.10/23
吹石一恵さんが安来市訪問


 2010年10月19日、主演の吹石一恵さんが島根県安来市大塚町の布枝夫人の実家などを訪れた。
飯塚家を訪れた吹石さんは、水木夫妻が見合いをした部屋に上がると、布枝さんの兄の飯塚藤兵衛さん、めいの生美子さんらと歓談。

安来市役所や島根県庁などでも映画をPR。20日は境港市役所や水木しげるロード、夢みなとタワーも訪問。  着ぐるみの猫娘らと妖怪神社を参拝、映画のヒット祈願をした。




2010.10/5
2010.9/7
試写会・舞台挨拶


 映画版「ゲゲゲの女房」試写会がよみうりホールで2010年10月26日開催。
10組20名を招待する。応募締切は2010年10月1日18時まで。
通常の前売券は東京、鳥取、島根で先行販売中。全国共通券・単券1,300円、おふたり券2,200円。

また、プレミア先行試写が調布市グリーンホールで2010年10月14日開催。
当日は主演の吹石一恵さんと宮藤官九郎さんの舞台挨拶を予定。


・ゲゲゲの女房 プレミア先行試写会
■日時: 2010年10月14日 18:00開場、18:30開演
■会場: 調布市グリーンホール 大ホール 東京都調布市小島町
■料金: 1,200円
■前売券: チケットぴあ Pコード:557−037 TEL:0570-02-9999 
 調布市グリーンホール、調布市文化会館たづくりで直接購入可

・ゲゲゲの女房 試写会
■日時: 2010年10月26日 18:00開場、18:30開映
■会場: よみうりホール 東京都千代田区有楽町
■応募締切: 〜2010年10月1日
応募詳細ページ





2010.9/7
CDリリース


 11月公開の映画版「ゲゲゲの女房」のCDがシングル、サントラ共に2010年10月20日リリース。

エンディングテーマCDは「ゲゲゲの女房のうた A Ge Ge Version」としてAWDR/LR2よりリリースされる。
ムーンライダーズと小島麻由美さんのコラボレーションシングル。 収録曲は「ゲゲゲの女房のうた(A Ge Ge Version)」「日曜はダメよ」「くれない埠頭 2010」の3曲。価格1,500円。

「ゲゲゲの女房」オリジナルサウンドトラックはSONY Music Direct GT Musicよりリリース。 価格2,520円。




2010.6/13
先行プレミア上映


本公開に先駆け、2010年7月16日から開催される「第32回ぴあフィルムフェスティバル」にてプレミア上映される。





2010.5/25
「ゲゲゲの女房」映画版 完成


スローライナーのスタッフブログによると2010年5月23日にタイトルを入れ、27日に「ゲゲゲの女房」映画版が完成するとのこと。





2010.3/31
「ゲゲゲの女房」映画版 編集大詰め


ゲゲゲの女房映画版の編集も大詰め。スローライナーのスタッフブログより。


アオイスタジオで『ゲゲゲの女房』のラッシュを見ます。
もう大詰めも大詰めです。いつもの第3編集室。


すこし全体の見え方を変えてみたのです。これはこれで嫌いではありません。
人の世界(それも一様ではありません。茂さんには茂さんの世界があり、布枝さんには布枝さんの世界があるのですから)と 妖怪達の住む人間のものではない世界を並立させて映画の中に存在させること。それが編集のテーマであるのかもしれません。
違う世界と違う世界が出会って、ひとつのセッションを奏でていく…そんな映画になったら素敵です。




2010.3/31
「ゲゲゲの女房」映画版 クランクアップ


ゲゲゲの女房映画版の撮影が終了し、鈴木卓爾監督のコメントがスローライナーのスタッフブログに公開。



『ゲゲゲの女房』のクランクアップ直後の鈴木卓爾監督





2010.2/17
「ゲゲゲの女房」映画版 撮影開始

 映画版「ゲゲゲの女房」の撮影が、埼玉県深谷市内で始まった。
布枝さん役は吹石一恵(27)で、水木さんを演じるのは人気脚本家の宮藤官九郎(39)。
宮藤は太平洋戦争で左腕を失った水木さんになりきるため、撮影現場では昼食中も右腕しか使わないという力の入れよう。

薄日が差す作業部屋。背中を丸めて机に向かう水木。乳飲み子をあやしながらあきれる布枝の視線も気にならない。 右手に握ったペンで一心不乱に漫画を描き続ける。
「漫画に打ち込むと社会性がなくなった人物、として演じています」。宮藤は人懐っこそうな笑顔で話す。
吹石も「必死で漫画を描いている姿は、結構カッコイイですよ」とベタぼれだ。

布枝さん役は、鈴木卓爾監督らの希望ですんなりと吹石に決定。しかし水木さん役は、当人の顔が広く知られているだけに難航。 数十人の候補の中から、鈴木監督が「役者としての宮藤さんが大好きだったから」とオファーし決まった。
妖怪「ぬらりひょん」のようにとらえどころのない宮藤だが、一度、役を受けると、綿密な調査を開始。 東京都内の水木プロダクションを訪問し、本人と対面。「きみが演じるのか。ガハハハハ」と握手で迎えられた。

仕事場では水木さんの右手だけで描く方法、漫画用の「Gペン」の使い方をマスターした。 撮影では左腕を胴体に固定。昼食中も外さず、右手だけで食べる。この姿には、吹石も感服だ。

同原作はNHK連続テレビ小説での放送も始まるが企画は映画の方が先で、水木さんが有名漫画家になるまでの貧乏な夫婦生活 15年を描く。
「朝早いの駄目だからテレビは見ないと思います」と宮藤。
映画には水木さんが体験した悲惨な戦争や、ぬらりひょん、火消し婆、小豆とぎなど人気妖怪も顔を見せる。
「僕のお気に入りは目玉おやじ。もちろん登場しますよ」と明かしてくれた。
一部に水木さんのオリジナルアニメも挿入される。

今秋公開予定。
今年は水木さんの創作開始60周年で、どちらも記念の一環としての作品。
映画の企画・プロデュースの越川道夫氏はNHKのプロデューサーとも連絡を取り合っており 「水木先生の記念イヤーを盛り上げていきたい」と話している。





2009 10
「ゲゲゲの女房」映画化

 水木しげるさん夫婦の半生映画化・ここには、日本の戦後を寄り添うように生きてきた夫婦の愛の姿があるのです。

『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる漫画家水木しげるさんの半生を描く映画『ゲゲゲの女房』が映画化されることになりました。 原作は水木さんの夫人・武良布枝さんの同名エッセー。2008年3月の実業之日本社からの刊行以来、夫と歩んだ自身の激動の 人生への思いを率直に綴った感動の初エッセイとして、幅広い年齢の女性の支持を集め、4万部を越えるヒットとなりました。

映画では、太平洋戦争で片腕を失った水木さんが、お見合いで出会い、5日後に結婚。夫婦となった後で、底なしの貧乏生活の中で、 お互いに“恋”をし、そしていつか“恋”を“愛”へと育んでいく若き日の姿が描かれます。それは、いつか見た自分たちの父親や 母親の後ろ姿であるのかもしれません。

「私へ猫ストーカー」(浅生ハルミン原作)の鈴木卓爾監督、最新作。 監督は、NHK「中学生日記」「時々迷々」の脚本家として、 俳優としても活躍する。
脚本は、「東南角部屋二階の女」の大石三知子。撮影は、2008年文化庁芸術選奨映画部門文部科学大臣賞を受賞した、たむらまさき。  撮影は、2009年秋、2010年初夏公開を予定。





2009 02/24
「ゲゲゲの女房」ドラマ&映画化

 NHKは22日、2010年春からの朝の連続テレビ小説(NHK総合・8:15〜)が水木しげる氏の妻・武良布枝さんの自伝を原案にした 『 ゲゲゲの女房 』に決まったと発表した。
好きなことに命懸けで打ち込む夫を支えるヒロインとその家族を描いた昭和の青春物語で、家族年代記になるという。
シリーズ通算82作目で制作はNHK東京。出演者は後日、発表される。

原作は、武良さんの目から水木夫妻の半生を振り返った2008年刊の同名作品。 昭和30〜40年代の東京・調布を舞台に、 楽天的で働き者のひとりの女性が“無名の漫画家”とお見合い結婚し、その後、夫の才能や人格の魅力に気づいていく。
新婚の2人が東京都調布市に新居を構え、赤貧の時代からやがて有名作家となり夢をつかんでいく過程を、戦後の日本が 少しずつ復興していく戦後史と重ねて“大切な人とともにいること”の大事さを描く。

脚本はNHK金曜時代劇『 御宿かわせみ 』『 慶次郎縁側日記 』や土曜ドラマ『 トップセールス 』などを手掛ける山本むつみ氏。  制作にあたって「どん底の貧乏時代も、売れっ子になってからも、「女房」の生き方はブレません。 身の上に起きることをあるがままに 受け止め、「お父ちゃん」と一緒に、毎日を精一杯生きていきます。 普通で自然体で、それでいて腹の据わった生き方の力強さに、 私は惚れてしまいました」とコメント。 前職が編集者ということから「戦後の出版界を担った漫画家や編集者たちの熱き奮闘ぶりを 描くことにも、ちょっと燃えているのです」と自らの経歴にも重ねて表現していく。

ドラマの舞台は、新婚生活から現在まで続く創作の拠点地・調布を中心に武良さんの故郷である島根県安来市、 水木氏の故郷である鳥取県境港市も登場。 放送予定日は、2010年3月29日から9月25日まで全156回。


 また、同作は鈴木卓爾監督のメガホンで映画化されることも決まった。 今秋のクランク・インを予定している。

第2次世界大戦で左腕を失った水木は、39歳のときに29歳の布枝さんと見合いし、その5日後に結婚。  映画では、子どものミルク代にも困るような極貧生活の中でも明るさを失わず、互いに助け合って愛をはぐくんでいく姿が描かれる。

鈴木監督は、原作を読み「餓死するほどのリアリティを、僕たちは持っていない。 布枝さんにしても、これだけ貧しい男の人と 見合い結婚したら、すぐ離婚しそうなものですが、今の人たちよりたくましさがあるのでしょう」と感嘆。 「水木さんの、いくつもの時代を生き延びた強さと、それを一番近くで見てきた布枝さんのまな差しの深さ。  懐かしさやノスタルジーよりは、2人のたくましさを描いてみたい。勇気りんりんで製作に臨みます」と意欲を見せている。

脚本は『 東南角部屋二階の女 』の大石三知子、撮影は『 サッドヴァケイション 』などのたむらまさきが担当。
水木先生の米寿(満88歳)、画業60周年にあたる2010年初夏の公開を目指す。






ゲゲゲの女房 紹介
[原作・ゲゲゲの女房 紹介]
2008/07/10






HOME
製作 / 水木伝説
Copyright MIZUKI DENSETSU. 2010All Rights Reserved / (C)水木プロダクション