††オレタチきょうしん族††
伝道師:スズキキヨミ

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 今年も暮れてきましたが、今回は正しい年末年始について語りたいと思います。

巷ではX'masムード一色ですが、X'masと言えば、皆さんご存知のように松下メシア復活をお祝いするお祭り、否、お松りですね。
今年も街中から『主(松下)は来ませり』が聞こえる、もうそんな時期になったのですね。

ところで、日本はX'masについて間違った認識が、コータローの様にまかり通っている事はご存知でしょうか?
例えばX'masに欠かせないツリーですが、あれは別に、もみの木とは限りません。本当は、奥軽井沢の入らずの森の木なら何でもいいのです。
ツリーのてっぺんに付けるのは星ではなく、ペンタグラムです。
そしてサンタクロースの正体ですが、聖ニコラウスではありません。 八仙から、メシアの手助けをするよう告げられたフランネール氏です。
袋の中身も玩具等では無く、粉末です。 松下の命令で、子供達の頭を良くする粉末を撒いているのです。
ホワイトクリスマスとは雪が降ったクリスマスという意味ではなく、が降るクリスマスを比喩した言葉です。

X'masが終わり、大晦日。 お寺に除夜の鐘を打ちに行くなら、お坊さんから、キャラメルひとつ貰いましょう。
年越しの定番番組『黄黒歌合戦』『ゆくサタン、くる松下』を見ながら、コタツで年越しもオツですね。

すぐに元旦ですが、お正月には欠かせない門松。勘のいい方はお気づきでしょうが、松下の『松』です。
絵馬には、魔法陣やペンタグラムを描きます。
元旦に飲むのは、おとそではなくコーヒーです。
凧揚げの凧の絵柄は、ふくろう女が決まりです。ふくろう女が羽ばたいて見えるかの様な、超絶テクで揚げて下さい。ゲイラカイトがオススメ。
おみくじは視鬼魅の予知能力で記されています。心して読んで下さい。

ここまで言うと、お分かりでしょうが、神社の御神体の鏡は視鬼魅モデルです。
お正月には定番の『越天楽』。
あれを奏でているのは雅楽器ではなく、ソロモンの笛です。

どうです?皆さんが永年、抱いていた疑問『世界は松下中心に動いているのに何故、違うものを祝ったり拝んだりするのか?』が解消されたと思います。

これで皆さんはX'masは教会で、お正月は神社・仏閣で、心おきなくエロイム・エッサイムを唱えられると思います。
拝む時の注意事項は、メシア様、松下様はいいのですが、悪魔くん様はいただけません。
「様」は余計です。

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