††オレタチきょうしん族††
伝道師:スズキキヨミ

16
 WBCが開幕し、世の中はイチロー、イチローとかしましいですが、トップ・オブ・イチローと言えば皆さんが夢中になっている、 あの方!
そう、松下一郎ですね。

野球に全く興味が無い私は、TVから 『 イチロー 』 と聞こえる度に 『 メシアを呼び捨てにするとは、なに奴? 』 と驚いてしまいます。

イチローこと鈴木一朗は字が違うとはいえ、自分がメシアと同じ名前である事に子供の頃から誇りを持っていました。

名前というものは強力な暗示のようなものです。

余談になりますが、かの大島渚監督も 『 渚と付けられたからには、平凡には生きられない。 だから、愛のコリーダを撮った 』 と言っています。


鈴木一朗も例外ではありません。
エロ映画こそ撮りませんが、メシアと同じ発音の名前を付けられたからには、何かの分野でトップランカーにならねばならない!と 子供の頃から努力を重ねたのです。

そして、努力が実って鈴木一朗はオリックスに入団。
国中に、自分の名前がメシアと同じ発音だとアピールするチャンスがやってきました。

張り切ったイチローは、ルーキーのくせにコミッショナーに 『 ユニフォームにはSUZUKIではなくICHIROと表記して欲しい 』 と直談判したのです!
オリックス側は、いちいち細かい蛙男のチェックを心配しましたが、球団の宣伝にはなるので承諾。
イチローは、ますます努力を重ね、メジャーリーグのマリナーズに移籍し、世界のイチローとなったのです。

しかし、イチローはイチロー。
メシアに比べれば凡人です。
所詮 『 世界のイチロー 』 止まり。

メシア松下一郎の場合は

『 世界は一郎 』

地球は松下一郎一色なのです。


■オレタチきょうしん族17へ

[きょうしん族TOPへ戻る]


2009 水木伝説オリジナル企画