2010.1/29
■水木プロ・先生近況&「ゲゲゲの女房のページ」

「げげげ通信」の「近況」ページにて、先生の飽くなき食への嗜好を表す、ハンバーガーにカブりつく様子を掲載。
また、高まる「ゲゲゲの女房」の話題を受けて、期間限定で「ゲゲゲの女房のページ」が新たにスタート。
げげげ通信・近況
げげげ通信・ゲゲゲの女房のページ
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2010.1/15
■<岩手県>「遠野物語」公式キャラに水木画採用 アニメ化も予定

「水木しげるの遠野物語」に登場するキャラクター「河童」「座敷ワラシ」「オシラサマ」が、2010年に岩手県遠野市で開かれる
「遠野物語」発刊100周年記念事業の公式サポートキャラクターに就任することが決定した。
「水木しげるの遠野物語」は、民俗学者の柳田国男が岩手県遠野地方に伝わる妖怪の話や怪談など、口承民話をまとめた「遠野物語」を
マンガ化し2008年から「ビッグコミック」で連載。2010年1月29日に単行本が発売される。
「100周年記念事業」は同市が、遠野物語の価値を一般に再認識してもらい、後世に伝えるために行う事業で、メインキャラクター
となる「河童」のイラストをロゴに使用する。イラストは水木画によるもの。1月7日からは「河童」の愛称を公募するほか、
「河童」と「オシラサマ」の物語をアニメ化(各6分)し、4月24日にリニューアルオープンする遠野市立博物館で上映する。
ストラップやタオルなどのオリジナル商品や、遠野市内の名所を巡るスタンプラリーなども計画されている。

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2010.1/15
■<鳥取県>水木夫妻ブロンズ像
鳥取県境港市の水木しげるロードに2010年3月、水木先生と妻の武良布枝さんの像が設置される。
二人の半生をつづった布枝さんのエッセーを基にしたドラマが3月下旬に始まるのを前に、エッセーの出版社が建立。
水木さんの像は市内に4体あるが、布枝さんの像は初めて。
布枝さんの著作『ゲゲゲの女房』を出版した実業之日本社(東京都)が像を設置して市に寄贈する。製作費などは約200万円。
像になるのは表紙に使われたイラストの一つで、着物姿の水木さんと布枝さんが仲むつまじく寄り添う姿。
像の高さは45cm。ステンレス製の台座を含めた高さは1.2〜1.3mで、横幅は90cm。ロードの延長線上にあるJR境港駅近くにお目見えする。
境港市は関連整備として、約60万円で像周辺に植栽したり像を説明する石柱1本を設置する。
水木さんの88歳の誕生日の2010年3月8日に除幕する予定。
市観光協会の桝田知身会長は「良い記念撮影ポイントができるのでありがたい。ドラマ放送期間中は特に目玉になる」と喜んでいる。
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2010.1/15
■<鳥取県>露旅行会社が境港を視察
露・サハリンの旅行会社「フォクシー・サハ社」マネジャーのスミノバ・アリーナさんが2010年1月13日、山陰地方への旅行商品開発の
ため境港市の水木しげるロードやイオンSCなどを視察した。
境港−韓国・東海−露・ウラジオストク間を結ぶDCSクルーズフェリーを活用するという。
同社は、主に人口約50万人のサハリン州から東南アジア方面への観光客を手がけ、日本からも受け入れている。
スミノバさんは県職員の案内で水木しげるロードを歩き、楽しそうに妖怪ブロンズ像に触っていた。
「サハリンでは目玉おやじのキーホルダーも売られており、日本の妖怪は知られている。旅行好きなサハリンの人には境港は
とても面白い。興味を持ってくれるでしょう」と話し、手応えを感じている様子だった。
県観光政策課は「東海とウラジオストク以外からも観光客が来る可能性が見えてきた」と期待を寄せている。
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2010.1/16
■<訃報>田の中 勇さん死去

田の中 勇さん(本名 田野中勇)が2010年1月13日、心筋梗塞で死去、77歳。
通夜は18日午後6時、葬儀は19日午前11時30分から東京都世田谷区砧2の4の27の東京メモリードホールで執り行われる。喪主は兄・田野中弘さん。
1968年から2009年にかけ、5度テレビアニメ化された「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズで、主人公の父親「目玉おやじ」を独特の甲高い声で演じた。
2007、2008年の実写版映画でもCGキャラクターの目玉おやじに声をあてた。そのほか、様々なアニメ、CMやナレーションでも活躍。
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2010.1/15
■<鳥取県>2010年の境港観光キャラクター「ねこ娘」

境港市の2010年の境港観光キャラクターとなった「ねこ娘」が年末年始に活躍。
水木しげるロードで2009年12月27日、ねこ娘ら妖怪の着ぐるみと共に妖怪ブロンズ像134体にしめ縄が飾られた。
31日は妖怪神社10周年記念イベントの一つとして年越しそばの販売を実施。雪の降る中、ロードを訪れた人たちは温かなそばをほおばり、
2009年を締めくくっていた。
JR境線では2010年の正月三が日、妖怪列車「ねこ娘列車」(旧バージョン)が特別運行され、境港駅でねこ娘たちが乗客にねこ娘が描かれた
オリジナル記念乗車証を配ったほか、妖怪神社も和紙でできた特製お札を配布。
今年も米子市皆生温泉を発着し、境港を周遊する「鬼太郎バス」の運行が2010年1月10日スタート。出発式には「ねこ娘」も駆けつけた。
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2010.1/15
■<訃報>田辺一鶴さん

講談界の最長老で「ヒゲの一鶴」として親しまれた講談師の田辺一鶴さんが2009年12月22日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。
享年80歳。
新作講談で「水木しげる物語」などを公演していた。
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2009.12/22
■<鳥取県>韓国の記者が境港を取材

「ゲゲゲの鬼太郎」の韓国語版が韓国で出版されたことに伴い、現地で紹介するため、韓国の新聞記者が2009年12月18日、
境港市を訪れた。水木しげるロードなど市内で鬼太郎や妖怪に関する取材を行い20日に帰国する。
韓国語版は日本で1960年代に掲載された週刊少年マガジン版の漫画をまとめたもの。全7巻の予定で10月に初版2千部が出版された。
市を訪れたのは、韓国の大手スポーツ紙「日刊スポーツ」の張 サンヨンさん(37)。この日、中村勝治市長を表敬訪問して
「韓国ではまだあまり鬼太郎は人気ではないが、本も出版されたのでこれから有名になるのでは」と話し、
ロードについて質問。中村市長は韓国でのPRに期待を寄せた。
帰国後、漫画でのまちおこしに成功した事例として同紙で市を紹介する予定という。
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