鬼太郎アニメ・実写作品
長い画業歴の中で数多い作品が映像化されてますが、何と言っても最多の
映像化シリーズ回数を誇り、代表作として最大のヒット作といえば文句無く
『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズでしょう、ざっくり早分かりで掲載!


TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第1部)


雑誌連載版の「墓場の鬼太郎」、「ゲゲゲの鬼太郎」(放映2ヶ月前から改題)の初の アニメ化作品。
原作ファンにも思い出深いシリーズ。
記念すべき野沢・大塚・田の中トリオをイメージ着けた。
アニメ化に際して縁起を考慮して改題されたもののインパクトのあるタイトルが貢献。



製作 / 東映動画
放映 / フジテレビ
1968年1月3日〜1969年3月30日
全65話 +劇場版

声の出演 /
 野沢雅子(鬼太郎)
 田の中勇(目玉おやじ)
 大塚周夫(ねずみ男)




TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第2部)


前作シリーズのデザインを踏襲しながらも作画クオリティが向上した、 誰もがご存知・カラー版ゲゲゲの鬼太郎。
劇画タッチな妖怪の作画や怪奇ムード漂う演出で今なお根強い人気を誇るシリーズ。
近年までの鬼太郎アニメのイメージスケールと言える有名作。


製作 / 東映動画
放映 / フジテレビ
1971年10月7日〜1972年9月28日
全45話

声の出演 /
 野沢雅子(鬼太郎)
 田の中勇(目玉おやじ)
 大塚周夫(ねずみ男)




TVドラマ『ゲゲゲの鬼太郎』(月曜ドラマランド)


13年振りの映像化作品としてゴールデンタイムにドラマとして放送された 初の実写作品。
当初最低3本は製作予定とされていたがアニメ版移行に伴い単発の幻の作品となった。
ストーリーは原作要素をアレンジしているものの、怪奇作品というよりはアクション特撮の色が濃い。 また奇抜なキャスティングも話題となった。 今期のブームに乗って2007年、初DVD化された。


「真夏の夜・妖怪軍団との死闘が始まる」

製作 / 東映
放映 / フジテレビ
1985年8月5日

出演 /
 六浦 誠(鬼太郎)
 竹中直人(ねずみ男)
声の出演 /
 田の中勇(目玉おやじ)




TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第3部)


歴代水木アニメでは最大のヒット作となったシリーズ。
ポップなデザインと軽快なテンポで広い年齢層から人気を得、歴代最高視聴率を誇る。
スタッフは豪華で、立体感の有る作画は評価が高いが、原作のムードからは独立した作品。
本編終了後、引き続き鬼太郎の出生に関わる「地獄編」が7話追加される。



製作 / 東映動画
放映 / フジテレビ
1985年10月12日〜1988年3月21日
全108話 +全7話 +劇場版4本

声の出演 /
 戸田恵子(鬼太郎)
 田の中勇(目玉おやじ)
 富山 敬(ねずみ男)




オリジナル特撮ビデオ『ゲゲゲの鬼太郎』(実写)


第3部中盤頃、月曜ドラマランド版と同様の製作陣で製作された。
映像は幾分劇場作品的で、前作を上回る大量の着ぐるみ妖怪達を用意し単発としてはやたらに豪華な作品といえる。
やはり怪奇作品というよりは戦隊もののアクションヒーロー的な特撮表現が強い。
悪魔くんやメフィストまでが共演・登場するという異色作。



「妖怪奇伝・魔笛 エロイム エッサイム」

製作 / 東映ビデオ
発売 / 東映
1987年、2007年08月03日

出演 /
 和田求由(鬼太郎)
 うえだ峻(ねずみ男)
声の出演 /
 田の中勇(目玉おやじ)




オリジナルビデオ/LD『妖怪画談』


妖怪画集の怪談・奇談をアニメ化した、読み語り形式の「アニメ版・妖怪画怪談集」といった趣の作品。
鬼太郎の誕生と、鬼太郎の活躍・超能力の解説をアニメ化した物を含む2部作のレーザーディスク作品。
原作タッチの絵に着色した淡々とした映像は原作ファン・ライクな造り。
その内の一部が鬼太郎のエピソードとなっている。
現在DVDで再販されている。


「鬼太郎誕生編」
「妖怪大戦争編」

製作 / タカハシスタジオ
発売 / 日本コロムビア
1994年3月21日、
1998年6月20日、2005年3月23日

声の出演 / 中多和宏、桜井敏治、かないみか



TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第4部)


記憶に新しい、アニメシリーズ第4作で多くのファンにより平均的な支持の高い作品。
サブキャラやストーリーが現代的にアレンジされているものの、 メインキャラは原作タッチに近い事からマニア〜一般層と幅広く評価を得ている。




製作 / 東映アニメーション
放映 / フジテレビ
1996年1月7日〜1998年3月29日
全114話 +劇場版3本

声の出演 /
 松岡洋子(鬼太郎)
 田の中勇(目玉おやじ)
 千葉 繁(ねずみ男)




TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第5部)


3作、4作同様、時代や若い世代に配慮した新世代・鬼太郎アニメシリーズ。
ストーリーは大胆にアレンジされ、もはや独自で新たな鬼太郎ワールドとなっている事から 支持層は対極する傾向にあるが、現代的なデザインと新たな舞台設定が若い世代から好評を得ている。
猫娘がアイドル化し、ヒロイン役として確立したのも今作の特徴と言える。
本数やリリース数においてはテレビ不遇の昨今で善戦したといえる。



製作 / 東映アニメーション
放映 / フジテレビ
2007年4月1日〜2009年3月29日
全100話 +劇場版

声の出演 /
 高山みなみ(鬼太郎)
 田の中勇(目玉おやじ)
 高木 渉(ねずみ男)




映画『ゲゲゲの鬼太郎』(実写)


昨年高い知名度をもって話題となった初の本格的な実写映画作品。
全般にファンキー色の強い独自のテイストになっているが、美麗な映像と 巧妙なキャスティングでファン〜一般層に高い人気を誇る。
CGも効果的に使用されており、やはり全く新たな鬼太郎のコンセプトとなっている。
興行収入も好調な記録となる。




製作 / 松竹
配給 / 松竹
2007年4月28日

出演 /
 ウエンツ瑛士(鬼太郎)
 大泉 洋(ねずみ男)
声の出演 /
 田の中勇(目玉おやじ)




TVアニメ『墓場鬼太郎』(ノイタミナ)


初期の貸本版「墓場鬼太郎」のテイストを重視したレトロ&シュールな作風で初アニメ化作品として実現。
実直な造りで、その出来栄えと多彩な展開から、原作マニア以外にも幅広い年齢層のファンに支持される事となった。  昨今のアニメとしては深夜枠であるにも関わらず高視聴率を記録。
初代の声優がメインキャストを演じるなど、心憎いまでの拘り。



製作 / 東映アニメーション
放映 / フジテレビ
2008年1月10日〜3月20日
全11話

声の出演 /
 野沢雅子(鬼太郎)
 田の中勇(目玉おやじ)
 大塚周夫(ねずみ男)




映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(実写)


ブームと前作の評判により続編製作された実写映画版2作目。
やや派手な前回のビジュアルとは異なりダークなムードを目指した映像となった。
今作も豪華かつ奇抜なキャスティングが配されている。



「千年呪い歌」

製作 / 松竹
配給 / 松竹
2008年7月12日

出演 /
 ウエンツ瑛士(鬼太郎)
 大泉 洋(ねずみ男)
声の出演 /
 田の中勇(目玉おやじ)











・舞台劇、イベント、アトラクション用映像作品は除いています




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