×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

[携帯用]
今こそ「週間実話」版鬼太郎じゃ!
田中ゲタ吉翼賛会(仮)
〜今回の名言〜  『しょっちゅういじっているものが無くなるもんですか!』
R18指定
肥大

更に肥大
オヤジの血管描き忘れた‥   


え?後ろに黒いものがって? なんですかソレ?

■材料:一反もめん(一人前)

・白い布−一反
・黄色い布−少々
・全身タイツ−一着
・さと-一体
・野心-ひとさじ

PHOTO & TEXT / さと 

『この物語はフィクションです』ぞよ。(推測)
 Vol.7 「 新入社員3人娘 」

 今年も残すところ3週間ばかりで終わる。
振り返ってみれば、今年の新入社員はキャラが濃かった。
女子が3人、入ってきた。 3人共、同じ学校から採用した。
その内の一人が、俺と同じ仕事をする事になり、仕事を教えなければならなくなった。
毎日、色んな所に青アザが出来ている人だった。
誰かが、その青アザについて質問した。
彼氏に殴られている、と明るく答えた。
俺達はドンビキしたが 『キ○ガイなんです』 と楽しそうに笑っていた。
下唇が腫れ上がっている時もあり、朝に殴られてホヤホヤだと笑っていた。
彼氏の写真を見せて貰ったが、じゃりん子●エに出てくる、堅気屋ってお好み焼き屋の親父にそっくりだった。  とても20代前半には見えなかった…。
車で信号待ちをしていた時に横に並んだ事があった。 彼女は助手席で鼻をつまんで上を向いていた。
翌日聞くと、車内で彼氏に殴られ、鼻血が出たんだと、これまた笑って言った。
更に、『見せたい物があるんです』と、ビリビリに破れたブラウスを見せてくれた事もある。  彼氏と取っ組み合いの喧嘩をして破れてしまったのだと言う。
その時も笑っていた。 ここまでくると、もうネタだろう。

もう一人はカマキリに似た不細工なんだが、モテると言い張っており、最初は冗談だと思ってウケていたら本気だったので気まずくなった。
誰にでも色々と恋愛指南をする。
そういう時は、声が鼻に掛かる。当然、女子社員から速攻嫌われた。
彼氏が3人いると思っていて、自慢話を聞いていると面白い。
ちなみ3人の彼氏とはプラトニックだ。
社内ではモテていないが、勘違いされると困るので、目をあわせないように心掛けている。

最後の一人は、かなり強烈だ。
極端な猫背で顔を前に突き出した姿勢。
せむしに見える。
髪は黒くて、長く無造作に輪ゴムで縛っている。
滅多に風呂に入らず、頭はプラネタリウムのようにフケがロマンチックに散らばっている。  薮にらみで低い声で、どもりながら話しかけてくる。
かなりの面食いで、合コンでは1番顔のいいのに目をつけるのだと言う。 彼氏がいるそうで、昼食のカップラーを、彼氏の写真を見ながら、すすっている。
呪いをかけているようで、とても怖い…。
仕事の覚えも悪く、何を言っても低い声でハイ、ハイと繰り返すばかりなので孤立していた。
アパートを借りて一人暮らしをしているそうだ。
生理の時は必ず、制服のスカートに血を付ける。 制服を着替えさせて来ても、また血を付ける。  しまいには、替えが無くなり、誰か貸してやってくれ!と他の女子社員に頼んでも、皆、シカトするので、仕方なく、
血を付けたまま仕事する。

風邪で仕事を3日、休んだ時があり、上司から、彼氏に殴られている子と一緒に様子を見て来いと言われた。
『孤独死しているかもしれない』と言う。
彼氏に殴られている子が、住所を知っているから一緒に行け、と言う。

なんで俺が…。

意義を唱えると、皆嫌がったからと言うので、それは上司の役目だろうと言うと、『あいつのべたべたな髪と、 風呂に入ってない臭いがダメ』と、きっぱりと言われた…。
彼氏に殴られている子は『いいじゃないですか!行きましょうよ!面白そう!』と張り切っていた。

じゃあ、お前だけで行けよ…、と心底思った。


渋々、アパートに教えられるまま向かった。風呂に入らない子は、更に汚さをパワーアップした姿で、ドアを開けてくれた。
とりあえず、生きていたので安心した。

が、部屋に入って下さいと言われ、俺は即答で断った。
が、彼氏に殴られている子は、俺の腕を引っ張り『入ろう!』とはしゃぎ出した。

部屋は強烈な臭いだった。
シンクにはスープが残ったカップラーが積み上がっていた。
フローリングを歩くと、靴下に何かが張り付いて来る。床がネバネバしていたのだ。
ゴキブリホイホイの上を歩く感覚って、こうなんだろうな、と考えるしかなかった。
現実逃避をしないと、キモ過ぎて、叫びそうだった。
回りを見ない様に、立ったまま、少し会話して、速攻帰る事にした。
彼氏に殴られている子はストッキングだったので、ネバネバに堪えられなくなったのだ。  お互い、そのまま靴を履くのをためらった。ドアノブを握るとネバネバしていた。
もう、ネバネバで当たり前って感じだった。『何が面白そうだ!キモ過ぎて吐きそうだった!』と彼氏に殴られている子に言ってやった。

トラウマになるには、充分過ぎる体験だった。
生きていたけど、怖かった…、マジで怖かった…。
上司には、それしか言えなかった。

『ご苦労様、ごめんね…。』
優しく、そう言われた。

風呂に入らない子は、翌日から出社してきた。
俺を見ると何か言いたそうに薮にらみしてきた。
『ごめんなさい!ごめんなさい!』
何にかわからないが、心の中で謝り続けた。


新入社員3人娘は、相変わらず、青タンがあり、声を鼻に掛けて恋愛指南をし、ロマンチックにフケが散らばっている。



水木ファン界のテロリスト

[電界フハッ] / ■MORE>>[ゲタ吉翼賛会B 2009.02] / [ゲタ吉翼賛会A 2009.02]

2009.02/17 更新