[2009.07/09]■更新 携帯版

■#30　　　2009.7 　今年も、夏フェスの時期がやってまいりました。 個人的には、いくら好きなミュージシャンが出演するとは言え、このクソ暑い時期に野外で何時間も過ごす人の気が知れません。 汗でベタベタになり、虫に刺されて痒くなり、臨時に設置されたトイレは、いつも行列でおまけに、臭くて汚い。 いつも思うのですが、大人ばかりが使うトイレが何故、あんなに汚れるのでしょうか？ 和便に至っては、狙いが外れ、便器の周りが、かなりの量の尿で装飾されている現場に、よく出くわします。 夏フェスに参加する年齢層は１０代後半から３０代くらいかと思います。 幼児や老人は少ないハズです。 しかし、働き盛りの年代が集まるフェスのトイレでの、尿のハズれ具合を見ると、思わず日本の将来に不安を覚えます。 さて、小便でびちゃびちゃの便所の話はさておき、今回は夏フェスの話題です。 いうまでもなく、夏フェスは、メシア松下一郎を讃える為のイベントです。 起源は定かではありませんが、日本では神話にも残されています。 天照大神が天岩戸に隠れた際、外に出す為に催されたフェスも、アマノウズメノカミがメシアに捧げる舞を踊り、 松下が現れたと勘違いした天照大神が岩戸を開け、外に引っ張り出す事に成功した話は、あまりにも有名です。 伝説のウッドストックや、イギリスのグラストンベリー、ドイツのラヴパレード、イビザ島なんかも有名ですが、日本ではフジロックや、 サマソニを筆頭に各地でフェスが催されています。 ジャンルも、パンクにテクノ、ヒップホップにレゲエと様々。 各フェスでは、松下グッズが販売され、音楽よりもグッズ目当ての人も大勢います。 どこのフェスでも、Ｔシャツの人気が高いようですね。 ドリンク類では、やはりコーヒーがダントツですが、夏なのでホットより、アイスが売れまくるようです。 モカフラペチーノとか、コーヒー嫌いの私にはワケわからんモノがあるのでしょう。 ナウなヤングはオサレにソレを飲むのでしょう。 さて、フェスで儲けた金は全て、千年王国の為の軍資金になります。 これは、出演したミュージシャン達のメシアへのゴマすりです。 夏は、TUBEやカルピス、金鳥だけではなく、メシアも稼ぎ時なのです。 TEXT & ILLUST / スズキ キヨミ

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