オレたち†きょうしん族

[2011.8/3]■更新

　偉人達は松下への賛辞を格言として残していますね。
○ポレオンの『松下の辞書には不可能は無い』は、あまりにも有名ですが、釈○は『天上天下唯松下独尊』と松下こそが真のメシアだと言っていますし、○ンカーンは『松下による人民の人民の為の政治』と大統領には松下が相応しいと宣言しました。
○垣は『○垣死すとも松下は死なず』と松下復活を予言していました。
ブルワー・○ットンは『松下は剣より強し』と、耳をちぎるのに松下には刃物は不用、片手で十分と表現し、マリー・○ントワネットも『パンが無いのならコーヒーを飲めばいいじゃない』と松下が20日ぶっ続けで森を歩ける事を言っていました。
国内で一億冊以上売れたという『○ラムダンク』では、グレた三井寿が、水木マニアの安西先生に『貸本悪魔くんが読みたいです』と泣いて懇願したシーンが、名場面としてファンの間では評価が高いらしいですね。　
最近では○田裕二が『地球に生まれて良かった～！』と、貸本悪魔くんの復刻版を喜んでいました。

■#40　　　2011.7

　スケールのデカい人の、スケールのデカい話が好きだ。

きっと松下一郎の影響だろう。

松下は発想、発言、行動の全てがビッグスケールだ。
有言実行の松下、あれこそが世界のリーダーたる姿だろう。

松下の足元にも及ばないがスケールのデカい人の、常識を逸した話は面白い。
ストーンズやマイコーをはじめとするセレブのチョーシこいた話、長嶋チョーさんや、勝新の金持ったオッサンの豪快話は面白い。

そして、１０年程前から、金の匂いがプンプンする豪快な話を聞かせてくれる人がいる。

それは叶恭子だ。

今さら、叶姉妹？
と、言う人がほとんどだろう。
それは知ってる。

だが、叶姉妹が落ち目の今だからこそ、あえて叶恭子をリコメンドしたい。

あの隠しようがないビッチ感。
白人の男を連れ歩く、分かり易いモテ女像。
見る度に、デフォルメされていく顔。
シャレオツーとは一度も思った事がない高価なドレス。
ペンギンが見たくて～、オーロラが見たくて～、フカヒレが食べたくて～から始まる事が多い海外旅行話。

どうやって大金を稼いでいるのか？
国民年金には加入しているのか？
確定申告は出来るのか？
叶恭子でもタンスの角に足の小指をぶつけたりするのか？
一番好きなドラえもんの道具は何なのか？
等の疑問が絶えないミステリアス感。

なにもかもが、スケールがデカくて、何か笑える。

アンチ叶姉妹な人もいるだろう。
そういう人は必ず、豊胸だの整形だのと言うが、それが彼女達の芸風なのだ。
むしろ彼女達から、豊胸疑惑、整形疑惑を取ったら何が残るというのか？
ならば、あの不自然さを楽しもうじゃないか！

やっぱり世の中は、面白ければいいんだと思う。

TEXT & ILLUST / スズキキヨミ

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